矢野遺跡見学

徳島市の矢野遺跡の見学に行ってきました。著者の氏家敏之さんが案内して下さいました。
徳島市のシンボルとも言える眉山と隣りの気延山の間を流れる鮎喰川のほとりにあります。
眉山の展望台は吉野川の河口方面に開けていて、鮎喰川側はわずかしか望むことができませんでした。
幹線道路建設時に見つかったとのことですが、それはバブルがはじける少し前のことで、その道路は今でも完成していませんでした。あたりは平地で、なんでこんなところに縄文時代の集落があったのか?と不思議です。
氏家さんによると、弥生時代の集落も中心は眉山や気延山の麓近くにあり、矢野遺跡の場所は特別な性格を持った場所のようです。
そのあたりのことを、シリーズ「遺跡を学ぶ」『徳島の土製仮面と巨大銅鐸のムラ 矢野遺跡』で解説していただきます。来年2月頭には書店に並びます。ぜひご購読下さい。
出土した銅鐸は、発掘調査で見つかったものとしては一番大きなものだそうです。徳島県埋蔵文化財センターの展示室に、矢野遺跡出土の土器などが展示されています。入口でこの巨大銅鐸が迎えてくれますが、これはレプリカで、実物は収蔵庫に大切に収蔵してあるとのことです。

『京都 知られざる歴史探検』出来!

『京都 知られざる歴史探検』上・下巻(山田邦和著)の見本ができました!
各46判288頁を、オールカラーで、京都のニッチな歴史の世界をご案内します(定価2000円+税)。10月20日すぎには書店に並んでいます(アマゾンでは予約受付中)。
この秋、本書を片手に京都を歩いてみませんか。

『ホゲット石鍋製作遺跡』完成間近

シリーズ「遺跡を学ぶ」122巻『石鍋が語る中世 ホゲット石鍋製作遺跡』(松尾秀昭著)の概要が固まりました。11月初旬発売です。
(カバーの写真は、完成間近でヒビが入るなど破損してしまい、山中の製作所に打ち捨てられた石鍋)

九州の西の端、長崎県の西彼杵(にしそのぎ)半島の山中には、滑石の岩壁をくりぬいた痕跡が無数に残っている。これは中世に石鍋を盛んに製作した跡で、つくられた製品は、北は青森から南は琉球諸島にまで運ばれた。山中での石鍋製作と広域に流通した実態を明らかにする。

『ホゲット石鍋製作遺跡』

跡』(松尾秀昭著)がようやく形になってきました。
長崎県西彼杵半島の山中には良質の滑石層があり、平安末期から戦国時代にかけて、岩壁から石を割り出し、その場でゴリゴリ削って石鍋を作り、列島各地に運ばれていったそうです。
(1)石を切り出し、
(2)内側を削る、
(3)外側を整える、
あとは研磨して出来上がり!
荒々しい職人の息遣いが伝わってくるようです。

『西都原古墳群』完成間近

次回配本の1点の形が出来上がってきました。
10月中旬刊行予定です。ご期待ください!

シリーズ「遺跡を学ぶ」121巻
古墳時代の南九州の雄 西都原古墳群
東 憲章(宮崎県立西都原考古博物館学芸員)

宮崎県中央部に位置する西都原(さいとばる)古墳群には、三〇〇基以上の古墳が存在する。複数の集団がそれぞれ前方後円墳を築造した四世紀代、二基の九州最大の古墳にまとまる五世紀前半、小規模円墳と地下式横穴墓が群集する六世紀代と、台地上に繰り広げられた古墳の展開を明らかにする。

 

『中ッ原遺跡』が紹介されました

シリーズ「遺跡を学ぶ」120巻『国宝土偶「仮面の女神」の復元 中ッ原遺跡』(守矢昌文著)が、『信濃毎日新聞』9月3日の読書欄で紹介されました。
「文字がない時代の実態を、モノで実証しようとする考古学の真髄に触れられる一冊だ」

『京都 知られざる歴史探検』チラシ出来

近刊の『京都 知られざる歴史探検』上・下巻
山田邦和著、46判288ページ、オールカラー、各予価2000円+税、10月刊
のチラシが出来ました。
欲しい方、お近くの方々に配布してくださる方、ご連絡いただければ、お送りいたします。

10月新刊予定 1

シリーズ「遺跡を学ぶ」の8月配本がすみ、小林青樹著『倭人の祭祀考古学』も発売になって、そしてお盆もあって、少し休めるかと思っていたら、もう9月から10月に刊行する本の制作で大忙し!

秋の注目新刊のひとつは、同志社女子大学教授・山田邦和さんの著作『京都 知られざる歴史探検』(上・下)。
ご存じ、京都生まれ・育ち・在住の山田さんは、京都の街角に残る歴史の痕跡を知り尽くしています。それを楽しく、探訪してゆきます。
たとえば、
「将軍御所の側にあった遊女町」
「秀吉は、なぜ将軍にならなかった?」
「神様でも流罪にされる」
「仏像も脱出装置をもっている」
「映画に出演した古墳」
とうぐあい・・・10月上旬には刊行します。