114巻は安永田遺跡

シリーズ「遺跡を学ぶ」114巻は佐賀県鳥栖市の安永田遺跡です。
第7回配本で、11月末には全国書店にて販売開始です。

シリーズ「遺跡を学ぶ」114
九州の銅鐸工房 安永田遺跡
藤瀨禎博著

遺跡シリーズ114カバー_再

北部九州の交通の要衝、佐賀県鳥栖市の安永田遺跡から銅鐸の鋳型が出土した。それは「近畿中心の銅鐸分布圏/北部九州中心の銅剣・銅矛分布圏」という従来の弥生時代文化圏に再検討をせまることになった。筑紫平野に花開いた弥生時代のテクノポリスを探訪する。
「西に佐賀平野、東に筑後川中流域の両筑平野、南に筑後平野、そして北に二日市地狭帯を経て福岡平野へと通じる文化の十字路(クロスロード)に位置する鳥栖地域は、弥生時代から文物・文化の交易・交流をおし進めた地域であり、現代でも「交通の要衝」であり「九州のへそ」である。」

●目次
第1章 九州ではじめての銅鐸鋳型
   1 銅鐸鋳型の発見
   2 青銅器の種類と名称
第2章 安永田遺跡は青銅器工房だ
   1 安永田遺跡の発掘
   2 銅鐸鋳型がつぎつぎに出土
   3 青銅器工房の時期
第3章 広がる青銅器工房
   1 福田型銅鐸を追
   2 青銅器の一大生産地・柚比遺跡群
   3 柚比遺跡群以外にも工人集落が
第4章 青銅器生産の実態解明へ
   1 青銅器の誕生と日本列島への伝来
   2 弥生時代の青銅器製作に挑む
   3 鋳型石材の産地を求めて
第5章 弥生時代のテクノポリス
   1 青銅器生産と渡来人
   2 北部九州弥生文化圏
   3 残された課題

●著者紹介
藤瀨禎博(ふじせ・よしひろ)
1947年、福岡県飯塚市生まれ。
明治大学文学部史学地理学科考古学専攻卒業。
1977年より鳥栖市教育委員会に所属し、生涯学習課参事(市誌編纂係長)等を務め退職。現在、鳥栖郷土研究会会長。
主な著作 「安永田遺跡の青銅器鋳型について」(松本清張編『銅鐸と女王国の時代』日本放送出版協会)、「環有明海と出雲─青銅器の生産と流通─」(『歴史読本』42-5、新人物往来社)、「環有明海の青銅器文化─青銅器生産はいつはじまったか─」(『地域と文化の考古学』六一書房)、「青銅器文化と技術の革新」『鳥栖市誌』第2巻ほか。

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