1月は「上淀廃寺」

今日、シリーズ「遺跡を学ぶ」の1月配本分の『よみがえる仏教彩色壁画 上淀廃寺』の文字組み初校を著者にお送りした。

11月配本の113巻『鳥浜貝塚』と114巻『安永田遺跡』の制作も終わっていないが、その次も始めていないと隔月刊行は成り立たないのだ。

上淀廃寺(かみよどはいじ)は、鳥取県米子市にある白鳳の寺院跡で、後に焼失した金堂の壁材に、彩色仏教壁画が描かれていたことがわかったことで有名な遺跡だ。当時の金堂壁画としては法隆寺の壁画しか知られていなかったので、それが鳥取県の米子で見つかったことから驚きをもって迎えられた。

その事実、壁画の内容自体も重要ながら、なぜ、それが山陰で見つかったのか、どのような背景・つながりがあったのか、と疑問が湧いてくる。本の結論部もそこが核になってくるだろう。著者の主張を十二分に、わかりやすく読者に伝えるように編集してゆきたい。

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