『日韓〈歴史対立〉と〈歴史対話〉』

今日の新聞夕刊によると、日韓首脳会談が開催されるそうだ。3年半ぶりとのこと。こんなに長い間会談が行われなかった原因は、日韓の歴史認識の対立にある。今回の会談でも朴大統領は、「従軍慰安婦」問題の「解決」を求めるという。

この日韓関係について多くの人は、「両政府は、いいかげんうまく処理してくれないかなあ」と思っているのではないだろうか。しかし、「日韓の歴史認識の対立」とは何か、その実際は案配知られていない。その点を問題にした翻訳書を、ただいま編集中だ。

日韓どちらにも偏らず、問題と経過を整理し、和解への提言を記した書である。

『日韓〈歴史対立〉と〈歴史対話〉──「歴史認識問題」和解の道を考える』
著者は、鄭在貞(チョン・ゼジョン)さん。韓国でこの問題の専門家。
定価は2500円+税で、11月上旬に刊行の予定。

カバー03

鄭さん曰く、「日本と韓国の歴史認識の対立は、今やうんざりするような陳腐なテーマだろう。しかし、実際には歴史認識と教科書問題の本質は何なのか、その根源はどこにあるのか、両国は今までこの問題をどのように扱ってきたのかを正確に知る人はさほど多くない。正しく知らないために、韓国と日本の間で歴史認識の対立が激しく噴出するたびごとに、事実に合わない脈絡から脱却できない言説が横行し、このことがさらに誤解と偏見を増幅させ、問題解決をより困難にさせているのである。」

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