『京都 知られざる歴史探検』出来!

『京都 知られざる歴史探検』上・下巻(山田邦和著)の見本ができました!
各46判288頁を、オールカラーで、京都のニッチな歴史の世界をご案内します(定価2000円+税)。10月20日すぎには書店に並んでいます(アマゾンでは予約受付中)。
この秋、本書を片手に京都を歩いてみませんか。

『ホゲット石鍋製作遺跡』完成間近

シリーズ「遺跡を学ぶ」122巻『石鍋が語る中世 ホゲット石鍋製作遺跡』(松尾秀昭著)の概要が固まりました。11月初旬発売です。
(カバーの写真は、完成間近でヒビが入るなど破損してしまい、山中の製作所に打ち捨てられた石鍋)

九州の西の端、長崎県の西彼杵(にしそのぎ)半島の山中には、滑石の岩壁をくりぬいた痕跡が無数に残っている。これは中世に石鍋を盛んに製作した跡で、つくられた製品は、北は青森から南は琉球諸島にまで運ばれた。山中での石鍋製作と広域に流通した実態を明らかにする。

『ホゲット石鍋製作遺跡』

跡』(松尾秀昭著)がようやく形になってきました。
長崎県西彼杵半島の山中には良質の滑石層があり、平安末期から戦国時代にかけて、岩壁から石を割り出し、その場でゴリゴリ削って石鍋を作り、列島各地に運ばれていったそうです。
(1)石を切り出し、
(2)内側を削る、
(3)外側を整える、
あとは研磨して出来上がり!
荒々しい職人の息遣いが伝わってくるようです。

『西都原古墳群』完成間近

次回配本の1点の形が出来上がってきました。
10月中旬刊行予定です。ご期待ください!

シリーズ「遺跡を学ぶ」121巻
古墳時代の南九州の雄 西都原古墳群
東 憲章(宮崎県立西都原考古博物館学芸員)

宮崎県中央部に位置する西都原(さいとばる)古墳群には、三〇〇基以上の古墳が存在する。複数の集団がそれぞれ前方後円墳を築造した四世紀代、二基の九州最大の古墳にまとまる五世紀前半、小規模円墳と地下式横穴墓が群集する六世紀代と、台地上に繰り広げられた古墳の展開を明らかにする。

 

『中ッ原遺跡』が紹介されました

シリーズ「遺跡を学ぶ」120巻『国宝土偶「仮面の女神」の復元 中ッ原遺跡』(守矢昌文著)が、『信濃毎日新聞』9月3日の読書欄で紹介されました。
「文字がない時代の実態を、モノで実証しようとする考古学の真髄に触れられる一冊だ」

『京都 知られざる歴史探検』チラシ出来

近刊の『京都 知られざる歴史探検』上・下巻
山田邦和著、46判288ページ、オールカラー、各予価2000円+税、10月刊
のチラシが出来ました。
欲しい方、お近くの方々に配布してくださる方、ご連絡いただければ、お送りいたします。

10月新刊予定 1

シリーズ「遺跡を学ぶ」の8月配本がすみ、小林青樹著『倭人の祭祀考古学』も発売になって、そしてお盆もあって、少し休めるかと思っていたら、もう9月から10月に刊行する本の制作で大忙し!

秋の注目新刊のひとつは、同志社女子大学教授・山田邦和さんの著作『京都 知られざる歴史探検』(上・下)。
ご存じ、京都生まれ・育ち・在住の山田さんは、京都の街角に残る歴史の痕跡を知り尽くしています。それを楽しく、探訪してゆきます。
たとえば、
「将軍御所の側にあった遊女町」
「秀吉は、なぜ将軍にならなかった?」
「神様でも流罪にされる」
「仏像も脱出装置をもっている」
「映画に出演した古墳」
とうぐあい・・・10月上旬には刊行します。

押出遺跡を探訪

山形県高畑町の押出遺跡に行ってきました。シリーズ「遺跡を学ぶ」で執筆していただく水戸部秀樹さんが案内してくださいました。
押出遺跡は、大谷地とよばれる湿地帯(今は整備された水田になっていますが、かつては腰まで浸かって田植えをしたということです。白竜湖に面影が残っています)の微高地にあり、今は幹線道路際になっていました。
縄文時代の遺跡で、石器の製作片や漆塗りの道具、土器、クルミやヤマブドウなどがたくさん出土しているそうです。
少し離れた「うきたむ風土記の丘考古資料館」で、有名な赤い彩漆土器の復元などをみました。解説版では竪穴住居があったという説明でしたが、水戸部さんは住居跡ではなく、湿地帯で沈んでしまう土地の土留めの杭跡と考えているようです。果たして、押出遺跡とは何だったのか? 原稿が楽しみです。来年の夏には刊行できる予定です。